〜 Official Profile 〜

梅津 美葉(うめづ みよう)
3歳よりヴァイオリンを始め、12歳で初リサイタルを開く。カナダの名ヴァイオリニスト、ローランド・フェニヴェシュ氏に激賞され、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲のカデンツァを作曲、献呈される。
1990年かながわ音楽コンクール総合第1位及び県知事賞受賞。1991年日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、E.ナカミチ賞受賞。1992年その優れた演奏活動により鎌倉市政功労賞を受賞。
桐朋学園大学在学中の1996年10月渡仏、パリ・エコールノルマル音楽院最上級演奏家ディプロマ過程(大学院)へ入学を許可され、異例の短期間で1997年3月、審査員全員一致の最優秀賞及び特別賞を得て卒業。同年、ノルマンディー音楽祭特別賞受賞。エコールノルマル音楽院長で、音楽評論家の故ピエール・プチ氏からは「梅津美葉は素晴しいヴァイオリニストというだけでなく、正しいセンスと大変高い技術でヴァイオリンを歌わせ、真の感動を与えてくれる、これまでに私が聴いた最も素晴しい音楽家の一人である。」と賛辞を贈られた。これまで、江藤俊哉、H. クレバース、I.ギトリスの各氏に師事。室内楽をG. マルティニ女史に師事。

1994年長編アニメ音楽映画「星空のバイオリン」のヴァイオリン・ソロ録音及び声の特別出演。翌95年フィリップスより同タイトルのCD (PHCP-1438) をリリース。『どの曲を聴いても驚くほどに完成度が高い。その表現はあくまでも清潔であり、しかも精神的、音楽的にきわめて豊かだ』『私たちを感心させる以上に、感動させてくれ得るヴァイオリニストが、ここにいるのは確実だ。』(レコ−ド芸術)『優美にして気品に満ちた音色というべきものが堪能できる。梅津の非常に落ち着いていて情緒あふれる演奏が聴き手の心を静かな感動で満たさずにおかない』(毎日新聞)など高い評価を集め、『新人では異例の品切れ』(フィリップス)も起こした。
1997年、トヨタ創立60周年記念コンサートの全国ツアーに、ソリストとして同行。ベルリンフィルハーモニーのメンバーとヴィヴァルディの『四季』等を共演、絶賛された。1999年10月、フランス国立ロワールオーケストラのフランス国内ツアーにソリストとして参加。『静かな落ち着き、強さと繊細さを合わせ持つ精緻な構成、まろやかで豊満な音の間を流れる旋律は全てが細やかで、まるで夢の中をただようように観客を魅了した。』(ウエスト・フランス紙)等、高い評価を得た。また2001年7月、西村朗氏のヴァイオリンコンチェルト第二番を初演。この演奏はCDとして発売が予定されている。

アルバムでは、1997年「舞う〜ダンス・コレクション」(BVCC-764) - 『なんというしなやかな感性!とくにそれぞれの作品における音色の弾き分けの見事さには驚嘆すべきものがある。そしてその表現から漂う気品は梅津がすでに完成の域に達した音楽家であることを明かしている。』『このファリャは、ヴァイオリンで演奏された同曲集のレコード中でも、古今出色のものに違いない』(レコ−ド芸術) - 、1999年「Fruhling - 春 -」(BVCC-34013)をBMGよりリリース。各々各紙誌で「特選盤」の栄誉を得る。
NHK交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等の主要オーケストラと共演、パリ、ロンドンを始め各地でリサイタル、音楽祭、TV、ラジオなどに出演の他、2000年春より銀座・王子ホールにて年二回「梅津美葉と仲間達」を行う。また、若手弦楽アンサンブル「LE.M(ル・エム)」を主宰、「身近で気軽なクラシック・コンサートを」のコンセプトの下に各地でコンサートを開催。洗足学園大学講師。

2004/6/12 last updated